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スタイルを変更したかったのでページ追加 必要があれば旧コンボルートと統合 各技から一発への繋ぎ方一通A 一通B 一通C 棒3C 素手の崩しから 大車輪 燕返し 4D 一発を安定させるための処方箋 画面中央での運び方妥協ルート 三元脚ルート JCルート 空ダッシュJCルート JBCCルート JBCBCルート 素手3Cルート 画面端一発コンボルート一発後のつなぎ 一通ループ 棒(2) 棒2Cのコツ 単騎・發から画面端を維持するネタ 6Dルート 4Dルート 各技から一発への繋ぎ方 一発はボーナス補正や派生技の単騎・發の性能のおかげでCSライチ高火力化の立役者です。 補正がきつくなったりタイミングを覚えないと一発を当てることが出来ませんが 一発を経由できる様になると一気に火力が上がるので是非覚えましょう。 一発が繋がる総補正値のボーダーラインは0.37です。 一発の直前の技の時点で総補正値が0.37未満の場合は繋がりません。 一通A ● 一通A 前小手 白 (ディレイ)發 立直A 一発 CSでの基本ルートです。 「いつもの」はこれの事です。 状況別の詳しいコツは下の『一発を安定させるための処方箋』を参照して下さい。 各始動技から2C 一通A~と繋ぐのが一般的です。 5Aや2A始動からでも可能ですが、どちらも2回以上刻んでしまうと一発が繋がらないので、その場合は妥協ルートを使いましょう。 一通B ● 一通B ダッシュ6C1 前小手 發 立直A 一発 ● 一通B (ダッシュ)3C 前小手 白 (ディレイ)發 立直A 一発 2Cが届かない距離でかつ画面中央で用います。 一通C ● 一通C ダッシュ6C1 前小手 發 立直A 一発 画面中央で間合いが離れているといろいろとうまくいかない事が多い。 主に画面端で2Cが当たらない間合いで使うルート。 一通Bルートより火力が高い。 棒3C ● 棒3C jc 低空ダッシュ JB 一通A 前小手 白 (ディレイ)發 立直A 一発 棒3Cが先端でヒットし一通Cも届かない距離で使うルート。 JBは降り際ぎりぎりで当たる様にする。 ダウン喰らいが薄いキャラにはJBが当たらない。 素手の崩しから 例えばJC 前小手 JCや燕 6Cで〆た時など、画面端に棒を設置し素手での起き攻めをする状況です。 各種崩しから補正が緩いうちに發に繋ぎ一発を当てます。 白 發を使う場合は、白を地上で当てるより6Cや3Cでダウンさせてからの方が浮きが高くなり一発が繋がりやすくなります。 大車輪 ● 大車輪最終段 發 立直A 一発 大車輪での固めから崩し、しっかり最終段まで繋いだ際に使います。 最終段までに技を挟みすぎると補正がきつくなって一発が繋がらないので注意しましょう。 燕返し ● 燕カス 6C1 前小手 發 立直A 一発 燕カスとは4段目の落下棒が空振りする「カス当たり」です。 相手が真上にいる時に燕で対空したり、何かしらの慣性や喰らい判定の影響で3段目だけ当たった時などに起こる現象です。 補正がかなりきつい4段目が当たらない事でコンボの幅が広がり一発も当てる事が出来ます。 4D ● 4D 前小手 JB 6C 低空中 發 立直A 一発 画面中央一発ルート。 4Dが強制立ち喰らいになる関係で6C 低空中が繋がるキャラなら全キャラに対応してます。 中 發は遅すぎず早すぎずベストタイミングでキャンセルしましょう。 一発を安定させるための処方箋 まず理解して欲しいのが一通Aの性能でこれは派生した後の相手との距離で2段目発生のタイミングが変わる。 1段目ヒット>少し棒が進む>2段目発生 ってなる。だから一通Aを当てる距離でその後の棒の位置も変わってくる。 これは距離の違う相手に生一通をやってその後にリーチしてみるとわかるかと。 相手の距離と高さが一通Aの2段目のタイミングを決める要素みたい。 で、一発コンがミスった時によく起こる現象が ①A一発の前に受け身取られる ②A一発が届かない ③リーチAでライチが棒にとどかない ①の原因 1)補正の関係でもともと繋がらない 2)発>リーチA、もしくはリーチA>一発Aの入力が遅い 対処法 1)レシピの見直し 2)先行入力の利用 ②の原因 1)相手のくらい判定が小さい 2)棒の設置位置が近い 3)一発Aを出すのが遅い 対処法 1)白>発にしっかりディレイをかける 2)一通Aを当てるのが近いのでB>一通をB>2C>一通にしたりBの根元以外で拾ったりする 3)先行入力 ③の原因 1)一通Aを当てるのが遠い 対処法 1)一通A前のレシピの見直し 2)一通A>小手>白のどこかでダッシュを挟む 少し追加すると一発Aコンには表当てと裏当てがある。 裏当てはライチが相手を追い越して一発Aを当てる感じ。 <表当て> <裏当て> ⇒ ラ、 ⇒ ,ラ ||☆敵 敵☆|| 当たり判定の関係上、一部キャラには裏当てが安定するってのも覚えておくといいよ。 具体的には前投げからディレイ無しで一発Aまで最速入力すれば裏当てになる。 バングなんかはかなり一発コン安定させ辛いから基本こっちを狙うといい。 投げ以外の始動で一番やりやすい調整は一通A微ダッシュ前小手から白~一発まで最速で。 最終的には2Cが届く位置をきっちり把握して全キャラ全距離での安定一発コンレシピを持つのが目標かね。 2Cの受身不能時間の長さを生かして一通Aを出すタイミング、一通Aヒット後の微ダッシュ、前小手後のスライド白、發を出すディレイタイミング、この辺を上手く調整して当たる位置を体で覚える。 一発コン安定はライチの性能引き出す上での必須事項兼恐らく最難関だから頑張れ。 逆に言えば全キャラにこれ安定するなら量産は100%脱出できてると思っておk。 画面中央での運び方 CSでは斜め軌道の満天棒を用いた運びが主力です。 満天棒は地上で発動させた場合、硬直を各種行動でキャンセル出来る様に変更された事による影響です。 ここでは主に~一発 単騎・發の後を想定してルートを紹介します。 一発と単騎・發の間に出来るだけディレイをかける事で相手の浮きを抑える事ができ、ミスを予防したり様々なルートを経由する事が出来ます。 最大ディレイのコツを紹介します。 一発で浮いた相手が翻ってダウンする様に落ちていくので、翻ったのを見てからBを押すと最大ディレイで發が当たり、その後相手は地面ギリギリまで受身不能となります。 様々なルートが存在しますが、単騎・發を当てた時点での位置によって最適なルートが異なりますので、状況判断及びアドリブを頑張りましょう。 妥協ルート ● 6C1 後小手 (2C) JB JC JD 空ダッシュJC 棒(2) 6C 6D 主力ルートが出来ない場合の妥協ルートです。 位置によっては6Cが棒ありになるなど状況有利な起き攻めに移行しづらい要素があるのであまりお勧めではありません。 状況によって~JB JC 5C JB JC jc JD JC 棒(2) 6C 6Dなどアドリブを効かせましょう。 三元脚ルート ● 6B 5D jc 空發 (ディレイ)中 棒(2) 6C1 一通A(ディレイ発射) CSの主力運びルートです。 一通Aは早めに発射してしまうと、近距離かつ高度が高い事が原因で二段目の叩きつけが空振りします。 6Cの受身不能時間が長いので、落ち着いて一通をしばらく構えてから発射しましょう。 端背負い~画面中央よりも手前でコンボ開始した際に有効です。 前方のスペースが広くない場合は6Cが棒ありに化けてしまいます。 その際の対処法は以下の3つです。 ・6Bを抜く ・jcを後ろjcにする ・6Cを抜いてダイレクトに棒(2) 一通Aと繋げる これでもダメなほど画面端が近い場合は以下のルートを使います。 このルートが優秀なのは一発コンに限らず様々な場面でフォローに使える事です。 例えば一通Aが6Dに化けてしまった場合でも ~2C 6D(2ヒット) 5D jc 空發 (ディレイ)中 棒(2) 6C1 一通A~ と言った様に画面端への道に復帰出来ます。 JCルート ● (6B) 5D 前jc JC 棒(2) 棒2C 一通A 画面端がかなり近い場合に使います。 5D dc JC~とすると着地が遅くなりミスしやすくなるためお勧めしません。 空ダッシュJCルート ● (6B) 5D jc 空ダッシュJC 棒(2) 棒2C 一通A 三元脚ルートとJCルートの間の間合いで使うルートです。 JCルートよりも距離を稼げる上に着地が早い事が利点です。 ダッシュは中空がベストです。 低空ではJCが空振りになる事が多いです。 JBCCルート ● (6B) 5D dc JB jc JC 降りJC 棒(2) 棒2C 一通A 三元脚ルートと同じ状況で使用可能なルートです。 6C1の同技補正を回避し、中央で棒2C 一通Aを繋げられるため全体火力が若干上がりますが高難易度です。 ダッシュ慣性をつけないと降りJCが発生しません。 単騎・發の最大ディレイと棒(2)までの行動を全て最速で繋げられる事が条件になります。 全キャラ対応。 JBCBCルート ● 5D dc JB JC 棒(2) JB JC 一通C こちらは前方のスペースが中途半端に広い場合に使います。 JB JCを当てるために単騎・發に最大ディレイかけましょう。 素手3Cルート 上記のルートなどで運び画面端付近に到達した際は素手3Cルートで完走するのが一般的です。 ● 一通A 後小手 (ダッシュ)3C 2D dc 6C 棒(2) 6C 6D 既に画面端に到達している場合は6Cを一つ省きます。 他にも以下の様なルートもあります。 ● 一通A 後小手 (ダッシュ)3C 2D dc JB JC 棒(2) 6C 6D ● 一通A 後小手 (ダッシュ)3C 2D hjc JC( JB空振り) 棒(2) JC 6D ハイジャンプJCが中に化けない様にするコツは、 5C 6D そのままレバー前にいれっぱしつつ 3 9 でHJ>CボタンおしっぱでJC 画面端一発コンボルート 一発の時点で画面端に到達していると、単騎・發が画面中央側に発生してしまい画面端維持が出来ません。 そのため画面端限定のルートを選びましょう。 様々なルートが存在しますが、まずは基本的な3つを紹介します。 一発後のつなぎ ● 一発 後ろjc JD JC 棒(2) ダッシュ棒2C 一通A 全キャラ共通なのがおいしい。 ダッシュ棒2Cが安定しないなら素手6Bで代用。 棒2Cと乗算補正が同じでダメージが素手6Bの方が高い。 さらにミスりたくない場合は6C1 一通Aで妥協しましょう。 ● 一発 後ろjc JC 5C 5D 前jc JC 棒(2) 棒2C 一通A 前ジャンプでJCを出すので棒2Cがやりやすいです。 しかし5C分の乗算補正が余分にかかっているので、その後の火力が下がりルートも制限されます。 当然ながら5Cがダウンに当たらないキャラには対応していません。 ● 一発 後ろjc JC 3C 發 白 中 5B 5D 前jc JC 棒(2) 棒2C 一通A 5Cがダウンに当たらないキャラにも対応したルートです。 しかし2C始動限定ですので注意。 一通ループ 基本的な流れは、~一通⇒棒回収⇒一通⇒棒回収⇒…と言った感じです。 コンボの全体を通して繋げられる一通系攻撃の最大数は、今のところ2C始動で5回、5B始動で4回と見られています。 ● 一通A 前小手 5C 5D (or3C 2D ) jc JC 棒(2) 棒2C 一通A 一通A二段目の叩きつけでバウンドしたところを5Cで拾うため、最速入力が出来ていればノエルなどダウンが薄いキャラでも入ります。 安定指向なら3Cで代用しましょう。 ● 一通A 後小手 5C 5D (or3C 2D ) hjc JC( JB空振り) 棒(2) JC 棒2C 一通A ● 一通A 後小手 5C 5D (or3C 2D ) hjc JC( JB空振り) 棒(2) JC 一通C ● 一通C 5D空振り hjc JC( JB空振り) 棒(2) JC 一通C ● 一通C JC 後小手 JC 3C 2D hjc JC( JB空振り) 棒(2) JC 一通C ~ハイジャンプJC( JB空振り) 棒(2) JC~の部分は~前ジャンプJC jc 棒(2) 降りJC~で代用可能です。 棒(2) 棒2Cのコツ 棒(2)がダウンの相手に当たらなかったり、2Cが素手になって一通Aが繋がらないと言う経験はライチ使いの誰もが通る道(笑) まず前者は、着地後に一瞬しゃがみバリアガードを張ればOKです。 ガードモーションをとる事で軌道が下方向に修正されます。 後者ですが、棒(2)がヒットした時点でヒットした場所からライチまでの距離が若干空いているために、棒が戻りきっていない事が原因です。 前ジャンプJCからの繋ぎであればしっかりディレイをかける事を心がけましょう。 一発 後ろjcを経由した場合は距離が離れているので、着地後ちょいダッシュを挟めばOKです。 運びのJCルートなども同様に棒とライチの位置を常に確認して対応しましょう。 単騎・發から画面端を維持するネタ ● 一通C 後ろ小手 發 立直A 一発 単騎・發 一通Cの時点で画面端でも単騎・發を画面端方向に発生させる事が出来ます。 ● 一通A 後ろ小手~ テイガー限定ですが、一通Aの時点で画面端にいて小手を後ろにしても一発が入り、単騎・發が壁側に発生します。 テイガーさんメタボw 小手を後ろにしているのでその後のルートに注意しましょう。 ● 単騎・發(中央側発生) 6C 低空中 2C~ 6C 低空中に対応しているキャラなら可能。 ダウンが薄いキャラの中でもハザマだけはこのルートに対応している。 ● 単騎・發 微ダ2C(裏当て) 2D ハクメンに確認。要するに単騎発絡めて端キープ出来る。 超ムズいけどwww 6Dルート ● 6D1 各種棒所持時必殺技 一通構えキャンセルは〆時にゲージがなく、棒通常技で起き攻めしたい時に。 一通Bはコンボの経由に。 一通Cもコンボの経由に使用可能だが、低空中では相手との距離が近すぎて位置が入れ替わりコンボミスになりやすいのでお薦めしません。 燕はコンボの締めや、一通が化けて出ちゃう事があるある過ぎるw 大車輪はライチ起き攻めの真骨頂。6Dがダウンにも当たり緊急受身不能であるため、6D 大車輪は主力です。 ● 6D 目押し素手5B~ 6Dの二段目は必殺技キャンセル出来ませんが、立ち喰らいでも目押しで素手5Bが繋がります。 ● 6D1ch 一通構えキャンセル 棒5B~ 6Dの一段目がカウンターヒットした場合は一通構えキャンセルから棒5Bが繋がります。 6Dの補正がかなり緩いため高火力コンボ叩きこむ事が出来ます。 4Dルート ● 4D 前小手 JB~ 4D始動の基本系。ガードされても攻め継続できるのがメリット。 JBのあとに繋がる技は、5A、2A、5B、2C、6C、3C、白、發。 間合いが空いて5Bなど届かなくなる技がありますが、 ダッシュの先行入力とダッシュでの着地硬直キャンセルを活用して ~JB ちょいダッシュ5B~ が繋がるので後は適当に6Cに繋いで ~6C1 後小手 JB JC~ と言った感じに運んで起き攻めまでもって行けます。 キャラによっては6Cが空振るので代わりに3Cに繋ぎましょう。 画面中央で間合いが狭ければ ● ~3C 2D 發 ディレイ中 棒(2) 6C1 一通A~ 画面中央で間合いが空いてれば ● ~3C 2D(空振り) 白 ディレイ中 棒(2) 6C1 一通A~ と言った感じに端から端へ運んで起き攻め出来ます。 ● 4D( 前小手) 發 白 中 5B 5D JC 棒(2) 2C 一通A~ 中の時点で画面端なら可能。 ● 4D 前小手 JB 6C 最低空中 發 立直A 一発~ 画面中央一発ルート。 対応キャラはテイガー、ハクメン、レイチェルに確認されている。 中 發は遅すぎず早すぎずベストタイミングでキャンセルしましょう。 ● 2C 4D 5B JB JC~ 棒2Cから4Dが繋がります。4Dの棒の軌道が水平方向なので比較的簡単に運べます。
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登場人物/主人公 ラグ・RW-02 本作品主人公。魔導人間。ピアースの双子の弟。 監獄島という瘴気が満ちた小さな島に流された囚人。 師匠・レイチェルが連れてきたアリスのパパになる。 錬金は苦手だが,アリスの装甲を作るためレイチェルの付き添いの元,錬金を練習し始める。 羽林と肉の盟約を交わす。 内心,悪魔たちを召喚しっぱなしで大丈夫なのだろうか・・・,と心配している。 プレイヤーは,自身をラグということにしてアリスを育てる。 (ラグの視点で物を見たり,ラグの手で錬金したりする,ということ) アリス 本作品主人公。悪魔。 レイチェルに監獄島に連れてこられ,ラグの義理の娘となる。 ラグのためにたまに料理を作ったりする。
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新作格ゲ 公式ページ ラグナ ジン ノエル テイガー タオカカ レイチェル アラクネ ライチ カルル バング ハザマ ヴァルケンハイン
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The Bodyguard The Musical【登録タグ 2020年 2022年 ロンドンミュージカル 作品:ほ】 上演概要 ロンドンミュージカル あらすじ(公式サイトより) 人気絶頂の歌手レイチェル・マロンは、謎のストーカーに付きまとわれ、ボディガードとしてフランク・ファーマーが雇われた。 姉と共にオスカー賞を目指すレイチェル。任務遂行に身を捧げるフランク。狂気を増していくストーカー。 家族が、仲間たちが、愛情、友情、恐怖、嫉妬、欲望がうずまく複雑な感情に揺り動かされていく。 上演情報 世界初演:2012年 日本初演:2020年 【初演】2020年 3月19日(木)〜3月29日(日):梅田芸術劇場メインホール 4月13日(月)〜4月26日(日):東急シアターオーブ(全公演中止)料金●S席:13,500円、A席:9,500円、B席:5,500円、U25チケット(25歳以下当日引換券) :3,500円、注釈付S席:13,500円(全席指定・税込) 【再演】2022年 1月21日(金)~1月31日(月):梅田芸術劇場メインホール(大阪府) 2月8日(火)~2月19日(土):東京国際フォーラム ホールC(東京都)料金●S席:13,500円、A席:9,500円、B席:5,500円(全席指定・税込) 登場人物 レイチェル・マロン 人気絶頂のスーパースター フランク・ファーマー レイチェルのボディガード ニッキー・マロン レイチェルの姉 ストーカー 正体不明のストーカー サイ・スペクター レイチェルの広報担当者 トニー・シベリ レイチェルの旧来ボディガード ビル・デヴァニー レイチェルのマネージャー フレッチャー レイチェルの息子 レイ・コート フランク・ファーマーの元仕事仲間で、現役FBI特別捜査官 配役 役柄 2020 2022 レイチェル・マロン 柚希礼音[未] 新妻聖子[未] - May J.[未] フランク・ファーマー 大谷亮平[未] ニッキー・マロン AKANE LIV[未] ストーカー 入野自由[未] 佐賀龍彦[未] 佐賀龍彦※ サイ・スペクター 水田航生[未] 猪塚健太[未] トニー・シベリ 大山真志[未] ビル・デヴァニー 内場勝則[未] フレッチャー 大河原爽介 福長里恩 大河原爽介 重松俊吾 レイ・コート 青山航士[未] ※病気療養のため降板 2020年アンサンブル 飯田一徳、小山銀次郎、宮垣祐也、加賀谷真聡、鹿糠友和、落合佑介 杉浦小百合、吉元美里衣、橋本由希子、HitoMin、杉原由梨乃、熊澤沙穂、斎藤葉月 2022年アンサンブル 飯田一徳、小山銀次郎、宮垣祐也、加賀谷真聡、鹿糠友和、落合佑介 杉浦小百合、吉元美里衣、橋本由希子、HitoMin、杉原由梨乃、原田真絢、斎藤葉月 スウィング 新井健太、江崎里紗 スタッフ 原作:ローレンス・カスダン作(ワーナー・ブラザース映画「ボディガード」) 脚本:アレクサンダー・ディネラリス 訳詞:森雪之丞 翻訳:阿部のぞみ 編曲:クリス・イーガン 演出・振付:ジョシュア・ベルガッセ 2022年スタッフ ミュージカルスーパーバイザー:ヴォーカルアレンジメント、リチャード・ビードル 音楽監督:小澤時史 美術:二村周作 照明:勝柴次朗 音響:山本浩一 衣裳:十川ヒロコ ヘアメイク:田中エミ 歌唱指導:満田恵子 アクション:西村陽一 演出補:伴・眞里子(22年) 振付助手(20年)/振付補(22年):飯作絵梨子 通訳:角田美知代 音楽監督助手:大隅一菜 美術助手:伊従珠乃 照明助手:小沢淳 衣裳助手:大西理子 稽古ドラム(20年):杉原正太 演出助手:伴・眞里子(20年)、玉置千砂子 舞台監督:山貫理恵 ミュージシャンコーディネート:新音楽協会 ロンドン・ウェストエンド・オリジナル版プロデューサー:マイケル ハリソン、エンタテイメント、デビッド イアン プロダクション 主催:関西テレビ放送(20年大阪公演)、フジテレビジョン(22年)、アミューズ、トリックスターエンターテインメント、読売新聞社 後援(20年):TBSラジオ(東京公演)/ABCラジオ、FM COCOLO(大阪公演) 協賛(20年):ALSOK 協力:TBSラジオ(東京公演)、ABCラジオ、FM802、FM COCOLO(大阪公演) 企画・制作・主催:梅田芸術劇場 ナンバー Original London production 第1幕 "Queen of the Night" - Rachel and Ensemble "I'm Your Baby Tonight" - Rachel, Fletcher and Ensemble "Oh Yes" - The Stalker and Rachel "Saving All My Love for You" - Nicki "Saving All My Love for You" (Reprise) - Nicki "So Emotional" - Rachel, DJ and Ensemble "Run to You" - Rachel and Nicki "How Will I Know" - Karaoke Girls "I Will Always Love You" (Dolly Parton Version) - Frank "I Have Nothing" - Rachel and Nicki 第2幕 "All the Man That I Need" - Rachel and Ensemble "I'm Every Woman" - Rachel and Ensemble "All at Once" - Nicki "Jesus Loves Me" - Nicki, Fletcher and Rachel "Jesus Loves Me" (Reprise) - Rachel and Ensemble "One Moment in Time" - Rachel "I Will Always Love You" (Whitney Houston Version) - Rachel "I Wanna Dance with Somebody" - Company ソフト化 外部リンク 公式HP2022 公式HP2020 ミュージカル『ボディガード』 (@BodyguardNIPPON)Twitter
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初登場 554話 年齢 16歳 所属 YOMIの武器組 誕生日 ??? 異名 ??? 身長 ??? 使用武術 薙刀術 体重 ??? 武術タイプ 静 スリーサイズ ??? 武術理念 殺人拳 趣味 ??? 師匠 保科乃 羅姫 好きな物 ??? 武術位階 弟子級 嫌いな物 ??? 気の運用段階 発動 将来の夢 ??? 【概要】 保科乃 羅姫の弟子。ウェーブがかった髪型で眼鏡をかけた女性。名前もプロフィールもほとんど不明。 意外にも相当な巨乳の持ち主との事で、着物の下にはハイレグレオタードを着用している。 YOMIの武器組のメンバーと共に久遠の落日に参戦したが、レイチェルに狙われたりバーサーカーに劣勢になるなど腕の立つ場面は描かれなかった。レイチェルに技をかけられる姿を最後に本編中に登場していないが、彼女とのキャットファイトに負けたらしく、和服を奪われ、ハイレグレオタード姿にされた模様。 久遠の落日が失敗した後、師と合流するが、師やミルドレッドの弟子と共にハイレグレオタード姿のまま国境で捕縛されたというスクープを新白連合にワルキューレのグラビア扱いで掲載された。 【ほぼやられ役】 【技】 ??? ??? 【戦闘録】 ??? ??? コメント 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -
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まず最初に 対戦攻略 コメント欄 まず最初に みんな大好き、モフモフボヨンボヨンなDLCキャラクターのマコト。 そもそも購入時点でアンリミが解除されているので、スコアアタックをやる意味はあるのだろうか。アーケードモードで使えないけど……。 火力は高いものの、対人戦ではなかなか攻撃を差し込むことが出来ずに苦労するのだが、CPU戦ではあまり気にならない。お陰で攻略は楽。パリキャンも不要だが、もちろんできれば楽。 ブレイクショットLV3が強く、当たればコンボで大ダメージを与えられる。隙があればバンバン出してみよう。 地上からエリアル、立ちBなどからのコンボ、画面端でのコンボをある程度覚えよう。 コンボの〆、ぶっぱにビックバンスマッシュが光る。 対戦攻略 ステージ11: Unlimitedハクメン コメット→ブレイクショットLV3はよっぽど遠くないかぎり撃たない事。空中ダッシュや鬼蹴でよけてくる。 空中バリアガードなどをしながら立ちまわり、隙にBをぶちこんでコンボに。当身が怖いが、こちらも火力が高いのでよっぽどボコボコにされない限り大丈夫。何か見てからのビックバン、画面端でのコンボなどでしっかり大ダメージを稼ごう。 ステージ12 Unlimitedハザマコメット→ブレイクショットLV3で大体終わる。 コメット発生中、伸びた鎖は大体これにあたり消滅→ショット発射→ヒット後壁バウンド→5CCやB6Aなどでエリアルを繰り返すだけで勝てます。 ステージ13 Unlimitedラグナ立ちBがいたる所で刺さるので、それを狙って戦う。 コメットは外したときが怖い。画面端で起き上がりBを重ね、ぼこぼこにしてやろう。 ステージ14 Unlimitedレイチェルもちろん接近戦で戦う。 距離が離れたら無理に突っ込まず、端からブレイクショットを連打してやろう。ひっかかったら近づき、接近戦を繰り返せば勝てる。 ビックバンLV3を蛙にうまいこと当てれば、すぐに消滅する。レイチェルと共に殴ってやろう。 コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ラグナ以外のキャラを使用してボスのνを倒すと、エンディングで時間軸が過去に戻ることから、ループ現象が起こっているのではないかと言われている。家庭用のストーリーモードから、ループしていることが確定。少しずつずれてきており、前回のループにはなかった現象が起こってきている。一部キャラのみループを知覚出来ている。 ループしている説 ゲーム内のキャラの台詞がループを匂わせている。 レイチェル「5巡後くらいに出直して来なさい」 レイチェル「そして私はまた繰り返す 気が遠くなるほどの果てしない物語を」 ライチ「これは空間湾曲!?」 テイガー「時空が歪むだと!?」 ハクメン「時の歯車を進める」 ループしていない説 ループしているという確定要素に欠ける。 νの台詞「内部統制システム」は、このループ現象と何らかの関係があるのでは -- 名無しさん (2009-01-31 03 12 01) ハクメンが、レイチェルを倒して時の歯車を進めると言っていることから、レイチェルはループ現象を起こすのに必要な人物のようだ。 -- 名無しさん (2009-01-31 03 13 47) ジンのEDにて過去の入隊直後のノエルを見てイラついている -- 名無しさん (2009-07-02 22 28 54) OPでカウントが99 99 99までいった後に00 00 00まで戻るのが繰り返されるのはループ意識してたのかな -- 名無しさん (2009-07-06 20 53 11) 最近BB初めた者だけど、ニーチェの永劫回帰論を基にしているような -- 名無しさん (2012-01-18 23 50 08) 名前 コメント
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両チームのポジションが完全に決定し、ついに試合が始まる。 晴れて審判に任命された(寮の中から引きずり出された)アガターがやる気のない笛を吹いて、色々不可思議なサッカーが開始された。 「さぁー、絶対勝ちますよー!!」 先攻はルチアチーム。センターラインから気合たっぷりのアンジェレネがボールを受け取り、土コートの反対側に位置するアニェーゼ陣地へと攻撃を仕掛ける。素人丸出しの継ぎ接ぎドリブルなので、近所の小学生とも勝負にならないレベルだろうが。 だが幾ら酷くても攻撃は攻撃。アニェーゼは素早く反応し、元部隊長らしくシェリーへと指示をだした。 「シェリーさん、“防御を頼みます”!!」 アニェーゼの曖昧な依頼に対し、 「はいよ」 シェリーの気の抜けた返事がコートに響いた。その瞬間、彼女の足元に石灰の魔方陣が刻まれ、シェリー=クロムウェルの魔術が発動する。 それを目撃したアンジェレネは当然、国会議中の野党のように騒ぎ出した。 「ちょっ!? 魔術使用アリですか!?」 アンジェレネの甲高い声も虚しく、シェリーの魔術はメキメキと進行していく。地面が不自然に盛り上がり、それは巨大な土積になり、やがて人を模った泥人形へと変化していった。そして、最終的にはお馴染みのゴーレムがアニェーゼチームのゴール前に召喚される。 シェリーは小さく息を吐いて、適当に反論した。 「単なるゴーレムだ。反則じゃないと思うけど?」 「いや、そういうことじゃなくてっ!!」 確かにサッカー(AssociationFootball)というスポーツの公式ルールには『ゴーレムを召喚する行為は反則』などと言う限定的すぎる規則は書かれていない、と言うか魔術を使うことを前提としたルールが存在しないが、アンジェレネが不満を感じたのはそこでは無い。 彼女がツッコみたいのは、もっと単純にシェリーの召喚した巨大なゴーレムが、 「ゴールの隙間を完全に埋めちゃってんじゃないですか!? アンフェアでしょ絶対的に!!」 と、いうことであった。 確かにあんなデカブツがゴール前にあろうものなら、ボールをゴール線上に通過させることなど無理に等しい。そもそもボールの入るようなスペースが無い為、隙間を縫う事は物理的に不可能であるし、その高さは一〇mを軽く超えている為『ゴール線上通過で得点』というルールも意味を為さない。そして点が入らなければアニェーゼチームが負ける等と言う可能性は皆無である為、必然的に勝負が決まってしまう。 ドリブルすら忘れてギャアギャアと騒ぐアンジェレネに、アニェーゼは呆れた顔で平然と返した。 「うるっさいですね。誰が魔術使用ナシなんて言いました? それに私はともかくシェリーさんは『必要悪の教会(ネセサリウス)』所属の魔術師ですし、魔術師がどこで魔術使おうが本人の自由でしょうが」 いや自由じゃねえだろ、と絶句しているアンジェレネが目で語っていたが無視。 自分で提案しといて真面目にサッカーする気など全く無いアニェーゼである。食欲というのは本当に恐ろしい。 ==================================================================================================== とりあえず呆然としているアンジェレネから華麗にボールを奪い去り、アニェーゼチームの攻撃へと移行する。 「せーのっ」 アニェーゼはボールの主導権を握った直後、ルチアチームのゴールへ向かって力の限りボールを蹴り上げた。すると当然、防御陣の居ないルチアチームのゴール線をアニェーゼの放ったシュートが易々と通過していく。 「よし。これで一点入りました。これを守りきれば私達の勝利です」 アニェーゼが当たり前のように放った言葉を聞いて、焦ったアンジェレネはチームメイトへ気合を入れなおす。 「くっ、このままではシスター・オルソラのデリシャスでワンダフルでエモーショナルなディナーを食すことができない!! 野郎共!! 何が何でも逆転するぞ!!」 「ちょ、シスター・アンジェレネ落ち着いて・・・・・・」 ルチアが付いていけないと言う感じで返事を返すが、すでにアンジェレネは目に少年漫画風の熱い闘志を宿していた。それも見たアニェーゼも負けじと立ちはだかり、悪の親玉のような表情で言い放つ。 「ふっ、まさかアンジェレネの分際で、元部隊長であるこの私に勝利することが出来ると? 勘違いも甚だしいですよ」 「やって見なければ分かりません!! さあ我がチームメイトよ、命を燃やして敵を討て!!」 そしてセンターラインから試合が再開された頃には、すでにルチア以外の全てのプレイヤーにアンジェレネと同じ食欲に溺れた目が備わっていた為、もはや戦争と言っても過言では無い光景であった。 「「「「「ウオォォォォオオオォォォォォォ!!!!」」」」 寮の中庭。土のコートの上。少女達の野獣のような雄叫びが響き渡る。 そんなテンションが狂い始めた修道女達の試合を寮の中から眺める少女が居た。 「・・・・・・あれは、マズいな。かなりマズい。いやでも止めようにもどう説明したら・・・・・・なんか異常にヒートアップしてるし・・・・・・」 寮内に通う廊下の一角。窓の外で展開される熱いサッカーを青白い顔で見ている少女は、レイチェルという『清教派』の修道女である。彼女はアニェーゼやオルソラなどと言った元ローマ正教の面々が来る前からこの女子寮で暮らしている、生粋のイギリス清教徒の中の一人だ。その中でもレイチェルは、幼い頃の禁書目録とも顔馴染という(向こうは当然覚えていない)古参の中の古参である。 そんな女子寮が実家のような存在である彼女は、窓の外でサッカーを楽しむ修道女達が原因で未曾有の危機に直面していた。 (仕事サボってサッカーする事自体はまだ良いにしても・・・・・・あーもう、『なんでよりによってそのボール使ってんのよ』ローマの馬鹿共が・・・・・・っ) 誰がどう見ても極限に焦っていた彼女は、唐突に後ろから声をかけられ、ビクゥ!! っとその小柄な体を震わせる。 「ひゃぁ!!」 「あの・・・・・・何をしているんです? こんな所で」 「あ、神裂さんだ!! ちょうど良かった助けてくださいっ!!」 「あの・・・・・・そんなに慌ててどうしたんですレイチェル。顔色が悪いですよ」 声をかけたのは偶々通りかかったイギリス清教の魔術師、神裂火織である。彼女はオロオロとしていたレイチェルが心配で話し掛けたのだが、対するレイチェルは神裂の顔が視界に入った瞬間、いきなり縋りつくように抱きついた。 「な、ちょ、いきなり抱きつくなんて一体どういうつもりですか!? わ、私達は仮にも修道女なんですからそのような行為は・・・・・・」 よく分からない勘違いをしている神裂の言葉は無視して、レイチェルは今にも泣き出しそうな声でこう叫んだ。 「お願いです神裂さん!! 今すぐあのサッカーを止めさせてください!!」 え? という神裂の間抜けな声が寮の廊下に響く。状況が全く理解できない神裂は動揺しながら聞き返した。 「えーと・・・・・・、あの順を追って説明してくれます?」 「あ・・・・・・、はい。すいません我を忘れて・・・・・・」 「いえ落ち着いてくれたなら良いんですけど・・・・・・それで、一体何事ですか?」 冷静な声色で神裂にそう聞かれ、レイチェルは深呼吸してから真面目な表情でこう言い放った。 「そうですね。細かい事情は一旦省いて、結論から言いますけど・・・・・・このままでは女子寮が吹っ飛んで全員死にます」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい? 「いや、あの信じられないとは思うんですけど・・・・・・とりあえず説明からしましょうか」 「え、ええ。・・・・・・そうして貰えると助かります」 レイチェルの言っていることが嘘では無いという可能性も皆無ではない為、神裂はとりあえず話を聞いてやる事にした。 少女説明中・・・・・・ 「・・・・・・は? あのサッカーボールが霊装?」 「そうです。それも対人用自立霊装兵器ですから術者が居なくとも発動します。さっきも言いましたが、このままでは女子寮は吹っ飛び、寮内の人間は一人残らず死に絶え、下手すると周りの一般住宅にも被害が及ぶかもしれません」 レイチェルの話によれば、今現在アニェーゼやアンジェレネがが使用しているサッカーボールはボールを模した魔術的な爆弾であり、しかもその爆弾は一定以上の衝撃を加えれば自動的に爆発する仕様である為、このままサッカーを続けるのは危険だ、とのこと。 そして、そんなレイチェルの熱弁を聞いた神裂は、 「・・・・・・えーと、今日は四月一日でしたっけ?」 「嘘じゃありませんってば!! 本当ですって!!」 レイチェルが必死に訴えるが、そんな突拍子の無い話を易々と信じてしまう神裂火織では無い。神裂的にはレイチェルが『あのボールは霊装兵器だ』とか言い始めた辺りから聞く気が失せていたりもするのだが。 まるでどこかの世界線に居る狂気のマッドサイエンティストのような発言を繰り返すレイチェルを見ながら、神裂は「全く・・・・・・今度は誰の入れ知恵ですか・・・・・・」と心底疲れた表情で溜息を吐いた。 「むー、神裂さんその顔は全く信じてない顔ですね」 「はぁ・・・・・・信じるというか何というか・・・・・・少し疲れたので自室に戻って休んでて良いでしょうか?」 「神裂さん!?」 レイチェルが更に涙目で叫ぶが、すでに神裂が彼女を見る目は狼少年を哀れむような力の無い物だった。 「レイチェル・・・・・・確かに貴方は嘘をついているようには見えませんが、まさか完全に信じ込むまで洗脳されてしまったと言うのですか・・・・・・。まあ、でも安心してください。私が自信の魔法名にかけて貴方を絶対に泥沼の底辺から救い出しますから」 「ちょ、神裂さん、何を自己完結して退散しようとしてるんですか!? ちゃんと『根拠ありますから』聞いてくださいって!!」 根拠、という信憑性の欠片を耳にした神裂はそこでピタリと動きを止めた。そしてゆっくりとレイチェルと目を合わせ、慎重に言葉をかける。 「根拠がある・・・・・・という事は私が信用することの出来る事柄を、詳しく説明できると言うのですか? これ以上嘘を重ねるようでしたら、さすがの私でも怒らざるを得ませんが」 「ええ、説明できます。とりあえずあのボール自体の説明は終えましたから、『私の話が本当である理由』を言いましょうか」 「あくまで自信がある、と。そうですか・・・・・・そういうことなら、聞きましょう」 やっと真面目な顔になってくれた神裂を見て安心したレイチェルは、もう一度深呼吸をしてから神裂に問い掛けるように言った。 「話は少し変わりますけど、神裂さんは覚えていますか? 貴方の同僚のステイルさんが、ブリテン・ザ・ハロウィンの少し前にシベリアで悪逆非道な西洋魔術結社の人間を殲滅したこと」 「シベリアで・・・・・・? ああ、『必要悪の教会(ネセサリウス)』の仕事ですか。覚えていますよ。確か『ただ生まれてきただけの人には希望がないのであり、本当の希望を得るには一度死んで生まれ変わるしかないのであり、可哀想だから幼い子供達を希望のある人間にしてあげよう』とか理解不能なキャッチフレーズを掲げてテロ活動に及んでいた魔術結社ですね。仕事を終えたステイルはその後すぐに別の仕事で学園都市に発ってしまいましたから詳しい話は聞いていないのですけど。・・・・・・で、そのステイル云々が何か関係あるのですか?」 「実はその時にステイルさんが持ち帰った敵の押収品を調べたのは、私とオルソラさんなんです。『必要悪の教会(ネセサリウス)』の仕事に女子寮の面々が介入すること自体は珍しい事では無いですしね。それでその調べた押収品の中の『比較的危険度が高い魔術的な物品』は、美術館や女子寮の対魔倉庫に保管しておくことにしたんですけど・・・・・・」 「危険度の高い? ・・・・・・まさか、その『魔術的物品』というのがあのサッカーボールだとでも?」 「ええ、そのまさかです。調べたのは私ですから保障します。つまりローマの連中は、本気で爆弾サッカーをしているんです」 神裂は思わず眉を寄せる。つまりアニェーゼやその他シスター達は、現在本物の霊装兵器を使ってサッカーを行っていると言うのだ。 「しかし・・・・・・そうすると何故、西洋魔術結社の霊装兵器がサッカーボールの形を模しているのですか?」 「ああ、それはその潰された魔術結社が行っていたテロ活動が理由です。連中の目的を簡単に言うと『子供を無差別に殺しまくる』という物でして、スポーツ用品やオモチャなどに似せた爆弾を、孤児院などに寄付と偽って贈りつけてからその孤児院ごと爆破、というのが主な手口だったんですよ」 「・・・・・・それでサッカーボールですか。ステイルが全員殺してしまったというが腑に落ちませんが、少なくとも潰されて正解でしたね」 「それは私も同感です。まあ、それでその押収品の事を知っているオルソラさんは聖書配りに行っちゃってますし、アニェーゼ達の事をどうしようかと思っていたんですが・・・・・・」 「なるほど、事情は分かりました。・・・・・・それで一応聞きますが、仮に爆発した場合、爆破時の威力はどの程度なんです?」 「それが・・・・・・・・・・・・絶対致死圏六〇m、です」 その言葉を聞いた神裂は目を見開いて驚愕を露にする。 「なっ・・・・・・、六〇m!? そんな物が爆発すれば女子寮が吹っ飛ぶどころの問題ではありませんよ!?」 「だから私はこうして涙目で訴えてるじゃないですか!! 私一人だとあの熱の入りきったシスター達を止めるなんて不可能なんです!! だから『聖人』である神裂さんにお願いしてるのにー!!」 「い、いや、でも確か一定以上の衝撃を加えると爆発するんでしたよね? 彼女等はすでに五分以上もボールを蹴り合っているのですから、それで爆発しないのは不自然なんじゃ・・・・・・」 「それは彼女等が素人だからです。ちゃんと蹴り方を教わっている人間が、フォームを整えてしっかり蹴れば爆発するのに必要な力は充分加わってしまいますから、そこだけが今の所の幸いということでしょうね」 「・・・・・・しかし、やはり素人の集まりだとしてもこのまま続けるのは危険、と言いたいのですか?」 「そうなんです、だから早く止めてください!! あのボールは『衝撃』で爆発しますけど、『破壊』では爆発しません。だから神裂さんが刀で素早く切断すれば、爆発しないで霊装を破壊できると思んです。所詮はただの霊装ですから、一度破壊してしまえば本物の火薬みたいに誤爆したりはしません」 つまりボール自体に衝撃を与えずに切断だけする、ということである。確かに神裂ならその位は朝飯前だ。 (・・・・・・それだけで事が済むなら今すぐにでも実行するのですが、やはりどうにも信憑性に欠ける話ですね。しかしレイチェルもここまで巧妙な嘘を吐くとは思えませんし、それ以前に・・・・・・) だが、この件に関して、神裂には何よりも引っ掛かることが一つあった。 (レイチェルの言っている事を要約すると、私がアニェーゼ達のサッカーに乱入して『七天七刀』でボールを真っ二つにする、ということですよね。・・・・・・しかし、私は先ほど微妙にハブられたばかりですし、なんというか彼女達の前には顔を出しにくいんですよね・・・・・・) レイチェルの話がいまいち信じきれないがために、神裂はとんでもなく場違い(彼女的にはかなり深刻)なことを考えながらオロオロと悩んでいた。それを見たレイチェルは再び怒号を浴びせる。 「神裂さん、何をモジモジとしているんですか!? さっさとその腰のでっかい日本刀でボールをズバッとやってきてください!! さもないと全員ひき肉みたいになっちゃいますよ!?」 うっ、とかなり痛い所を突かれた神裂は一瞬身を引いてからレイチェルの目を見た。 そして神裂は気づく。今のレイチェルは普段の竹を割ったような性格の少女の目では無い。そこにあったのは絶望の淵に立たされ、藁に縋る思いであろう少女の、救いを求めるいたいけな目だ。・・・・・・そうだ、彼女は、レイチェルは本気だ。ここで神裂が彼女の訴えを聞いてあげなければ、神裂が自信に名づけた魔法名など何の意味も為さないだろう。 「まだ一箇所ずつ丁寧にチェックリストを埋めていくつもりなら言わせてもらいますよ神裂さん!! 私を信じてください!!」 レイチェルの激昂が耳を突き刺し、その言葉が神裂の心を薄く覆っていた最後の疑心を打ち壊す。そして彼女は決心した。レイチェルの言葉が嘘か本当かなんて問題じゃない。彼女を信じ、行動することこそが今の自分にできる最良の手段なんだ、と。 そして神裂は穏やかに微笑んで、その決心を実行に移す為の言葉を放った。 「仕方ありませんね・・・・・・。それだけで私が力になれるのなら、ボールごとき秒単位で一刀両断してしまいましょう」 ゴム製の嗜好品を切り落とすだけで彼女の表情が晴れると言うのなら、それも悪くは無いだろう。 寮の廊下の一角。神裂火織は『七天七刀』を大きく引き抜く。 それからの神裂の行動は極めて速かった。レイチェルへと決意の言葉をかけたかと思えば、その刹那に廊下の窓に手をかけ、それを思いっきり全開し、そのサッシに足をかけたかと思うと神裂はそのまま寮の中庭へと力の限り飛び出した。 (いまいち状況は把握できませんが、皆の命の為です。恥なんて隅に寄せておかなければ!!) そしてそのまま重力に従い、神裂はアニェーゼ達が熱い闘いを繰り広げている寮の中庭へと降り立つ。 神裂が地面に着地した瞬間、ズンッ、と言う重低音が寮庭に鳴り響き、いきなり庭コートに光臨したその『聖人』を見て唖然としている元ローマ正教のシスター(+シェリー)をよそに、神裂は件のサッカーボールを早送りのように首を動かしながら捜した。そしてシェリー=クロムウェルの操るゴーレムがキーパー代わりとしてボールを持っているのを発見すると、神裂は余計なことを頭に入れずにそのゴーレムへと素早すぎる突進を仕掛ける。 「――――――salvere000――――――!!!」 神裂がそう言った瞬間には、ゴーレムが手に持つボールごと上下に綺麗に切断されていた。 ズズズゥン、とゴーレムが崩れ落ちる音が寮庭に行き渡る。そこに残されたのはすでに刀を鞘に収めきった神裂と、眉間に皺を寄せまくっている元ローマ正教の面々、そして謎の襲撃によって自信の操るゴーレムが殉職してしまったシェリー=クロムウェルである。 「「「「・・・・・・・・・・・・!!!!?」」」」(サッカー参加者一同) 「・・・・・・切断、確認。どうやら無事に済んだみたいですね」 特に爆破の予兆などは感じられなかったということで、神裂はとても平淡な声でそう呟き、安堵の息を吐いた。だが、その周りに立ち尽くしているシスター達はそうは行かない。オルソラ料理を賭けたデスマッチに命を注ぎ込んでいた彼女達にしてみれば、今この状況は人生最大級に好ましくない状況である。そのため当然のように神裂に文句(張り倒してやるぐらいの勢い)をぶちまけるべく、シスター達が動き出す。 その中でも一際行動が早かったのはシェリー=クロムウェルだ。 「おい極東宗派!! てめぇ私のゴーレムに何てことしてくれてんのよ!! てかボールまで真っ二つにしやがってこの野郎ォ!!」 自分の召喚したゴーレムが崩れ去った上に、オルソラディナー決定戦の主軸となるサッカーが出来なくなるという理由で、シェリーは戦闘時の二倍ぐらい凄まじい形相で神裂も詰め寄る。そしてそれに続くように、元ローマ正教のシスター達が重機のような圧力で同じように神裂に詰め寄り、負の感情丸出しの質問を投げつけ始めた。 「神裂さんどういうつもりですか!? シスター・オルソラの料理を賭けた大事な一戦だっていうのに!!」 「邪魔しに来たんなら去れ!! 一刻も早く!!」 「さっきハブられた事、そんなに悔しかったです!?」 「所詮寂しい女なんですから、黙って指でも齧ってろ!!」 「正直に吐け!! 何故このような暴挙に走ったんですか!!」 尋常では無いブーイングが神裂火織を覆い尽くす(もはや全く関係の無い事柄まで混じっているが)。神に仕えし者とは思えない程に赤光りしたシスター達の眼は、もはや人のそれでは無かった。 そんな予想を遥かに上回る抗議活動に、神裂は僅かに目元を震わせながらも状況説明に入ろうと口を開く。 「み、皆さん!! これには事情があるんです!! 決して邪魔しようとかそういう訳では・・・・・・」 神裂が慌てながらシスター達を宥めようと奮闘している最中、その猛獣共(シスター)を押しのけて一人の少女が彼女の前に立ちはだかった。 「そうですか。ではどのような理由があるっつーんですか?」 全てのサッカー参加者が聞きたかった事柄を代表して質問したアニェーゼ=サンクティスに対し、神裂は一度咳払いをしてから、レイチェルに聞かされたままの話を彼女達へと語り始めた。 少女? 説明中・・・・・・ 「・・・・・・つまり私達が使っていたサッカーボールが、とんでもない威力の霊装兵器だと。そういう事ですか神裂さん」 「ええ、まあ要約するとそんな感じです」 神裂はレイチェルより熱く語られた霊装疑惑を、テンションだけを変えてそのままアニェーゼ達へと話した。当然、自分達が爆弾を蹴り合って勝負していたとなれば、シスター達はざわざわと不安を露にし始める。 そんな様子を見ながらアニェーゼはガリガリと頭を掻き、面倒そうな表情で神裂へと質問した。 「・・・・・・神裂さん。一応聞きますけど、その話の信憑性は?」 「情報源はレイチェルです。ステイルの持ち帰った押収品を調べたのは彼女とオルソラですし、レイチェルも嘘を吐いているようには見えませんでした」 「・・・・・・」 神裂の真顔の返答に対し、アニェーゼは言葉を失い、困惑した表情で頭を抱えた。 「まあ、もう大丈夫ですよアニェーゼ。霊装は破壊しましたし、ボールぐらいなら経費で購入しても大したお咎めは・・・・・・」 「・・・・・・神裂さん」 励ますような言葉をかける神裂を、何故かアニェーゼは突然鋭く睨みつけた。唐突な変わりように神裂は少したじろき、何事かとアニェーゼへ返答する。 「え、ええ。何でしょうか?」 対するアニェーゼは一度大きな溜息をついてから、神裂へと呆れたように質問する。 「貴方、このボールは『対魔倉庫で保管していた』と言いましたよね。一応言っておきますと、私は厳重に保護された倉庫に足を踏み入れるような権限は持っていませんし、さっき神裂さんが真っ二つにしたボールは、女子寮の『普通の倉庫』から私が持ってきた物ですよ」 「え?」 ・・・・・・今何か、聞き捨てならないような事を言ったような。 「・・・・・・普通の倉庫・・・・・・? いやしかし、そうするとあのボールは・・・・・・?」 「だから言ってるじゃないですか。私はそんなご大層な倉庫には入れませんし、そのボールは普通の倉庫で埃被って放置されてた物です、と」 「・・・・・・え、と? それはどうゆう・・・・・・」 一向にこちらの話を理解してくれない神裂に対し、アニェーゼは心底面倒臭そうな口調で真犯人を指摘する探偵のように指を指しながら叫んだ。 「だからですねぇ・・・・・・神裂さん。結論から言うと貴方の勘違いですって。イギリス清教の女子寮に異動された捨て子の身とは言え、私は二五〇のシスターを束ねる責任を背負っているんですよ? そんな危険な物品の存在を、知らねえはずが無いでしょうが。そんな危険物は第三次世界大戦後の後片付けで全部処分しました。まあ、貴方と天草式は『少年』の件で凹んでいて、片付けは全く手伝っていないと思いますけど」 アニェーゼは冷たい口調で、とても早口で神裂に言葉を叩きつけた。神裂はまだ理解できていない様子で困惑した言葉を返す。 「・・・・・・・・・・・・は? えっと、その、え?」 「まだそんな顔できますか聖人サマは。つまりは全部お前の勘違いだって言ってんだよとっとと認めろ痴女野郎」 アニェーゼは物凄い剣幕でそれだけ言うと、足早でシスター達のもとへと歩いていき、シスター達に詳しい状況を説明した後「残念ですがサッカーは中止です。料理の件についてはオルソラに頼んで皆で食べましょうか」と言う発言で鶴の一声の如くシスター達(+疲れて眠たいシェリー)を束ねると、さっさと寮へと戻っていった。もちろん彼女達は帰り際に、自分達の楽しみを勘違いで潰した露出度の高い魔術師を見ながら、悪意のたっぷり詰まった舌打ちを残していったのだが。 そして唯一状況がうまく飲み込めない神裂(庭に一人ぼっち)は地面に膝をつき、事柄を整理する為に頭を抱えた。 (待ってくださいこれはつまりあのボールは霊装なんかじゃなくアニェーゼは普通のボールで普通のサッカーをしていただけであって私はボールを切る必要なんか無かった訳でかなり恥ずかしい勘違いをしていた訳でとどのつまりレイチェルの情報が・・・・・・) 神裂はようやく気づいた。 (・・・・・・レイチェルの情報が嘘だった、と) そこで今現在自分の置かれている状況を理解した神裂は、寮を一瞥してから自身の刀に手をかけた。 ・・・・・・・・・・・・ハメがったなレイチェルの野郎ォ・・・・・・・・・・・・ 本気でレイチェルを心配していた分、その反動はとても大きい。 ===================================================================================================== レイチェルはかなり慌てて寮の階段を下っていた。それは一刻も早く神裂に真実を伝えなければならないからだ。 (やばい・・・・・・オルソラさんに聞いたら件の霊装はとっくに処理されてたみたいだし、あのまま神裂さんがサッカーに乱入すれば彼女は世紀の笑い者に・・・・・・) 彼女はアニェーゼ達の使っているボールは爆弾だ!! などと完璧な早とちりで神裂に吹き込んでしまった為、神裂はアニェーゼ達のサッカーを止めにいってしまっている。だがしかし、先程聖書配りから帰ってきたオルソラによれば、第三次世界大戦後にそのような危険な物品は纏めて処理してしまったとのこと。そしてそれはつまり、 「早く手を打たないと私が恥かいた神裂さんに殺される・・・・・・っ!!」 という事でもある。 何故しっかりとした事実確認もせずに本気で神裂に泣きついてしまったのかは自分でも解らない。もちろん悪気は無かったのだが、過ぎたミスは取り消せないのだ。とりあえず最悪の事態になる前に神裂を止めなければならない。 (間に合って・・・・・・!!) 悲痛な願いと共に階段を駆け下り、レイチェルは寮庭へと飛び出した。 そしてそこにあったのは、 「・・・・・・来ましたね、レイチェル」 寮のど真ん中で七天七刀を構えた、涙目の神裂火織の姿だった。 (――――――――――手遅れだった!!) レイチェルは最悪の事態を目の前にして戦慄する。今にも刀を振り下ろしそうな(原因はレイチェルなのだが)神裂に必死の弁解を試みる。 「か、神裂さんすいません私の手違いと言うか勘違いと言うか何と言うかでご迷惑を「――――やかましい、ド素人が!!」 レイチェルの文脈の整わない言い訳が、神裂の三大瀑布のような激昂に塗りつぶされた。もはや鬼神と化した神裂の姿に、レイチェルはガタガタと小さな体を振るわせる。その小動物のようないたいけな姿を見ても尚、神裂の怒りは静まる事を知らなかった。 「貴方という人は・・・・・・っ!!」 「ままま待ってくださいヨ神裂さん!! 確かに今回の件では私に非があったかもしれませんけど、私だってあの時は本気であのボールが爆弾だと思ってて・・・・・・」 「そんな苦しい言葉は要りません!! 貴方のせいで・・・・・・っ!! アニェーゼ達のあんなゴミを見るような目は始めて見ましたよ!? ああ、もう駄目ですお終いです私はこの寮の人間に顔を合わせることが出来ません・・・・・・」 「いやダイジョブですって皆なんだかんだで結構優しいから許してくれ・・・」 「お前に哀れまれる筋合いはねえんだよ!!」 完全に頭に血が昇ってしまった神裂にレイチェルは本気で自らの身の危険を案じ始める。 (まずいこの聖人には話が通じない。何とかしなければ私の首から上が宙を舞うことに・・・・・・っ!!) いくら怒りが頂点に達していてもそこまではしないだろうが、少なくとも半殺しは確実だ。かなり自己中心的な結論になってしまうがここは、 「すいません一旦逃げます!!」 「っ!! 待てやゴラァ!!」 自分が悪いと解っていても命には代えられない。 その後、約三時間程のリアル鬼ごっこを経て、慌てて駆けつけた『必要悪の教会(ネセサリウス)』の面々の活躍により事態は収束した。
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BBCP-コンボ BBCP-コンボ 中央~どこでも基本 しゃがみ喰らい限定 カウンターヒット限定 画面端しゃがみ喰らい限定 投げ始動中央 端 パーツ補足始動 中継キャラ限定パーツ(調査中) 6C 〆 コメントフォーム(意見・要望・苦情・報告等) 略語一覧(クリックすると開きます) jc → ジャンプキャンセル ch → カウンターヒット rc → ラピッドキャンセル fc → フェイタルカウンター OD → オーバードライブ。後ろに数字が付く場合は体力減少量の目安 cOD → キャンセルオーバードライブ dlまたはディレイ → ディレイ 少し遅らせること 微ダ → 微量のダッシュ。少しダッシュすること スライド~ → ダッシュモーションを介さず、慣性を乗せて技を出すこと CT → クラッシュトリガー ● → ノーゲージコンボ ○ → ゲージ50%コンボ ◎ → ゲージ100%コンボ ★ → オーバードライブ+ゲージ50%コンボ ✩ → オーバードライブ+ゲージ100%コンボ ※必要ゲージアイコンは「最低限」必要なゲージ量。 ※ODを使用するものは価値的な面も考慮し、DDを組み込む前提にしている。 5D2、6D3等 → レバー方向、ボタン、派生順で表記。6D3なら3段目で出した6D(ランスモーション)の事 ピック → ピック・コンフィ アルク → アルク・グリエ マルトゥ → マルトゥ・フラン アッシュ → アッシュ・ロティル ランス → ランス・キッシュ BF → ランスの噴射部分を当てること ソルベ → アルミュール・ソルベ サーブル → サーブル・アングレイズ キャスク → キャスク・ヴルーテ AH → アストラルヒート 多段ヒットの通常技は 5C(1)等の表記がされていない限りはすべて当てる。 「エリアル」と書いてある部分の基本は【jcJB JC jcJC ピック】 [部分編集] 中央~どこでも 基本 ●(5Aor2A )5B 5C ランスorキャスク 基本コンボ。5Bが長いゆえに3Cが届かない状況は結構あるので割とお世話になる。 空中ヒット時もランスなら問題なく繋がる上に、5Cが多段ヒットなので確認は楽。 なるべく5Cは最終段まで当てダメージを伸ばしておきたい。 高い位置でヒットしている際はキャスクが空振りするのでおとなしくランスへ。 ●(5Aor2A )5B (5C )3C 6D 5Dor6D 6D 3Cが届く場合の基本コンボ。5Cはその後の3Cが届くなら挟めばダメージUP。 位置を入れ替える場合は派生2を5Dにする。以後のレシピも同様の要素。 中央ノーゲージコンボとしては全体で見ても低難易度の割に高火力なのでしっかり決めたい。 ●6B 2C jcJB JC jc JC ピック ●6B 5C 5D 5Dor6D 6D 対空6Bからの簡単コンボ。ダメージは2000ほど。 画面の位置関係で使い分けて行きたい。 ○5B 5C 3C 6D 2Drc (微ダ)6C 溜めランスBF 微ダ5B 6B 5C 5D 5D 6D ダメージは約4400。立ち喰らいでゲージを消費してでもダメージを伸ばしたい時に。 最速6Cでは噴射が当たらないことが多いため、ダッシュやディレイで調整できるとベスト。 拾い高度やキャラよっては噴射が当たらずにランスの突進自体がヒットしてしまう。 その場合はダッシュ2Dや端が近ければ3Cで拾うことができるので即座に対応しよう。 6C 溜めランスBFのパーツを使うコンボには常にこの要素がある。 ○6Aorマルトゥ rc (スライド)6C 溜めランスBF 5B 6B 5C 5D 5D 6D 中段始動コンボ。6Aで上のレシピでも3400と中々の威力。 6Aヒット後は間合いが結構離れているため、必ずスライド6Cに。 ✩6C 溜めランスBF rc OD3 【2D 6D 溜めランスBF】*2 3C 5D 5D 6D キャスク 8000越えと素敵なダメージを叩き出すが、6C「ノーマルヒット」かつ 「直6CからBFが当たるキャラ、位置関係」限定と実のところ結構制限のあるコンボ。 確定取れるけど被chではない硬直でなければならない。 しゃがみ喰らい限定 ●5B 5C 6C 溜めランスBF 微ダ5B 6B 5C 5D 5D 6D しゃがみ喰らい限定。ランス後の拾いは5Bや5Cを省いても繋がる。 5C 6Cの部分がしゃがみ限のためその前は5Bでなければいけないことはないが、 A始動等コンボ補正が多い状態や間合いが遠い状態では6Cが繋がらなくなる。 カウンターヒット限定 ●アッシュch (ダッシュ)6B 【5C 5D 5D 6D】or【2C jcJB JC jcJC ピック】 ●アッシュch (ダッシュ)6C 溜めランスBF 5B 6B 5C 5D 5D 6D 対空他でのアッシュchからのコンボ。端背負い気味の場合は派生2番目の5Dで位置を入れ替えよう。 ●5Bor5Cor2Cch(fc) 6C 溜めランスBF (微ダ)5B 6B 5C 5D 5D 6D 5Bch時は6Cに繋がるので被chへの反撃には逃さず決めていきたい。 6Cへのつなぎがch(fc)限定なだけで、その他のパーツはfc限定ではない。 ●2Cfc 6D 5D 2D スライド2B 5C 6C 溜めランスBF 5C ランスBF 3C 2D 6D 6D fcなら地上ヒット2D3から2Bで拾え、空中ヒット5Cから6Cが繋がるという示しレシピ。 端であれば2Bをスライドにする必要がなく簡単になる。 [部分編集] 画面端 ●5Aor2A 5B 3C 2D 6D 6D 5B 6B ランス ●5Aor2A 5B 3C 2D 6D 6D 5B 5C(1) 3Cスカ A始動では拾いから伸ばせないのでダメージ伸ばすなら拾い後の5C(1~2)からキャスクを。 ランス〆は相手が低空で復帰するので6Bで狩るなどへ移行。 ●5B 5C 3C 2D 6D 6D 5B 6B 2C ランスorエリアル ○5B 5C 3C 2D 6Drc 溜めランス 6C 溜めランスBF 裏周り3C 2D 6D 6D ★5B 5C 3C 2D 6D 6D 5B 6B 5C(1)or3C cOD2 3C 5D 5D 2D キャスク ✩5B 5C 3C 2D 6D 6Drc OD2 3C 2D 6D 溜めランス(BF) 6C 溜めランスBF 6B 5D 5D キャスク 端B攻撃以上始動のコンボ。5B始動で3500or3900/4400/5500/6300ほど。 基本的に5Bが2Bでも完走可能(なはず)だが、ダメージは大きく落ちる。 空中追撃への(裏周り)3C 2D 6D 6D〆は中央コンボが端に到達した時にも有効。 キャスクで締めるコンボは自ら端を背負ってしまう事も多いため位置関係に注意。 ○5B 5C ランスrc 3C 2D 6D 6D 5B 6B 2C エリアル 主に空中の相手へ5Cを入れ込んでしまった5Bを引っ掛けた時用。 3Cが届かない距離は2Dで直接拾う。 ●6A 2A 5C(1) 3C 2D 6D 6D 5B 6B 5C 5D 5D 2D 端であればゲージを使わずとも6Aから拾える。ダメージ2700ほど。 状況を取るなら締めは5Dへ行かずに5C(1) 3Cスカ、ランス〆などで。 ○マルトゥrc 6C 溜めランスBF 微ダ裏周り3C 2D 6D 6D 5B 6B 5C ランス 端マルトゥrc始動。結構なダメージが出せるので狙っていきたい。 ●JD 6D 6D 5A 5B 6B 5C 5D 5D 2D JD始動に限らず、派生6D3を地上ヒットさせた場合端ならA攻撃で拾える。 しゃがみ喰らい限定 ●5B 5C 6C 溜めランス 3C 2D 6D 6D 5B 6B 5C(1) 3Cスカ ●5B 5C 6C 溜めランスBF 裏周り3C 2D 6D 6D 5B 6B 5Cor2C ランス 溜めランスの突進があたってしまったら上レシピへ。 ランスも6D3も同技になってしまっているため。 [部分編集] 投げ始動 中央 ●投げ 溜めランスBF (微ダ)6C 溜めランスBF 6Bor3C 5D 5D 6D 4000近くを叩き出す主力のコンボ。 拾いは6Bが簡単で安定、3Cは多少難易度とダメージがUP 最初のランスバックファイア当てに若干のキャラor位置限が存在する。 端を背負って中央側に投げた場合はキャラ限定関係なしにうまく決まらないことが多い。 バックファイアが当たらず突進がヒットする場合、端が近ければダッシュから同様に6C、 遠ければダッシュ2Dで拾えるがダメージは落ちる。 ●投げ 溜めマルトゥ 5B 6B 5C 5D 2D 6D 上記BFコンボが入らないキャラ用。簡単な割りに3000オーバーなのでそこそこ。 ただし、端背負いから中央側に投げた場合はマルトゥが届かないため不可。 ●空中投げ (微ダ)5B 6B 【2C jcJB JC jcJC ピック】or【5D 5D 6D】 端を背負気味なら5D~へつなげば位置の入れ替えが可能。 端 ●投げ 溜めランス 6C 溜めランスBF 6Bor裏周り3C 5D 5D 6D 端の安定コンボ。2回目のランスで裏に回るのでD派生2を5Dにして戻ってくるか、 スライド3Cで裏周りながら拾って端を維持しよう。 ★投げ cOD2 溜めランス 6C 溜めランスBF 6Bor3C 5D 5D 6D キャスク cODを使ってダメージ上昇+バースト対策。 上記コンボの6Cの前にCTを挟むことができるが、キャラによってタイミングが違う上、 ダメージは500程度の差なので省いたものを掲載。 ODが途中で切れた場合も、6Dのモーション中であればキャンセルは可能。 ◎投げ AH 条件を満たしているなら問答無用で決めるべき。 ●空中投げ (微ダ)5B 6B 5D 5D 6D 端空中投げは中央側に落としてしまうため、5D 5Dを使って位置の入れ替えをしよう。 5Bが早すぎると端側を向いて出てしまい空振りするので注意。 ほんのすこし引きつけて2Aや2Bで拾うようにしても良い。 [部分編集] パーツ補足 始動 補正は概ねゲーム共通の仕様。 A攻撃、2B、中段技、無敵技は始動補正が重め。 JBも補正が結構強いため飛び込みからのコンボには注意。 確定反撃には被chなら2Cfc 6Cを狙いたいが、5B 6C始動でも十分。 中継 キャラ限定パーツ(調査中) 中央投げ 溜めランスBF直撃:ジン 空振り:ノエル、レイチェル ※それぞれディレイでなんとかならなくもないがシビアなので非推奨 端3C 2D 6D 6Dから空中拾い5B 5C:セリカは5Cが上手く当たらない 5B 6B 3C:ハザマ、μ、ν、λには3Cが当たらない 6C 高威力を出すならとにかく6C 溜めランスBFが必要になる。 投げ以外から繋がる状況を作りやすいのは以下 5B、2Cのch(fc)時 5Cしゃがみ喰らい時 ~3C 6D 2Dや6Aorマルトゥ等からrcを使用して 〆 上記レシピはあくまで概要のため、締めパーツは状況に応じて変えていきたい。 以下は締めパーツの例。 D技〆5D1or2D2:補正次第では空中復帰されないが、有利時間は短め 5D3:打ち上げてしまうが威力が群を抜いて高い 6D3:相手を大きく横へ吹き飛ばすもののおそらく一番状況がまとも。 2D3:ダウンを奪えるが自身の硬直が多く、状況の割に起き攻めがイマイチ。 レシピから見る端での〆方エリアル ピック:強制ダウンによる有利時間は長いが、位置関係が微妙。復帰で読み合いになりやすい。 6B 5C(1) 3Cスカ:有利時間は短いが、強制ダウンしないため展開が早い。ランス締めも6D3締めもパーツを使ってしまい使用不能な際などで活用。 6B 5D 5D 6D:低い位置で6D3が当たるものの有利時間・間合いはそこそこの状況。難易度が低く位置入れ替えもできるため、スライド裏周り3Cが難しい場合にも活用できる。 6B( 5Cor2C) ランス:6D3を既に中継している場合に同様の状況を作れる。 3C 2D 6D 6D:中継に使う事が多いパーツだが、端の〆で使うと垂直JBで詐欺飛び&前転狩り可能。繋ぎが空振りorディレイ必須のキャラがいるが、3Cではなく直接2Dで拾えば比較的楽に解決できる。 端空中追撃からキャスクが入る状況5B 5C(1~2)から 3C 2D 6D 6Dからノーキャンセルで OD中6D3や2D3からキャンセルで AHが決まる状況端~3C AH 端投げ AH コメントフォーム(意見・要望・苦情・報告等) ここにコンボ等の情報をコメントしてくれると助かります。 バックファイアのコツとかありますか? 教えてください -- (ぱわぽけ) 2016-03-24 16 16 19 名前 コメント すべてのコメントを見る
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作者:わんこ ざらりとした、皮膚の毛が逆立つ感覚。 それを追っていると、赤目の若い女に出会った。 悪魔だ。 瓦礫の中で対峙する。 お互いの距離はおおよそ十メートル。 「何」 用がないなら関わるな、といった感じの女。淡い紫色のポニーテールが、埃っぽい風を受けてかすかに揺れた。 「俺はロイド。ロイド・カワードだ。あんた、フェンリルだな? 俺は」 「エクソシスト」 「……。そうだ」 話を途中で遮られ、ロイドと名乗った男の口元がひきつった。人の話は最後まで聞け、悪魔が。 一呼吸おいて軽い苛立ちを抑えると、ロイドはニヤリと笑って、言った。 「そこまで分かってたら話は早いな」 「……。引け、ここは場所が良くない」 「ふぅん。場所が良くない……なァ。まぁ、確かに」 左手で顎を撫でながら灰色の空を見上げ、考え込む仕草のロイド。 しかしポケットに突っ込んだ右手には、小さな瓶がしっかりと握られていた。 「死ぬには少々、殺風景かも、なァ!!」 叫びながら腕を振り上げ、小瓶を投げつけた。 「ッ!?」 とっさに顔をかばうフェンリル。しかし腕に当たって粉々に砕け、同時に中の透明な液体が飛び散る。 「ッぐ! あぁあ!!」 液体が肌に触れたのか、叫び声を上げるフェンリル。 「痛ってぇだろ? 純品の聖水だ」 凶悪な笑みを浮かべるロイド。すぐに傍らのカバンを無造作に開いて、ロウソクやチョーク、魔術書を地面にばらまく。 「う、ぐ……ッ! はぁ、はぁ……!」 肩で息をしながら体勢を立て直すフェンリル。だらりと下げられた両腕にはぶすぶすと水ぶくれができ、蒸気のような煙を上げていた。 「おいおいマジかよ! 雑魚なら今ので即昇天すんのによ、面倒くせぇなぁ!!」 ロイドが叫んだのとほぼ同時にフェンリルが飛び退る。直後、足元に出現した赤黒い光の球体が地面をえぐった。 あれに触れると不味い。直感的に判断し、近くの廃墟に頭から飛び込むフェンリル。 「おら、逃げてんじゃねぇ! まだまだ行くぞォ!」 「くッ!」 現れては消える光の塊。慌てて立ち上がり、障害物を足場に避けるが、しつこく迫ってくる。 「鬼ごっこか? あぁ!? 暇つぶしにもならんなぁ!! 狼さんよォ!!」 「くそっ!」 遠くから聞こえるロイドの罵声。距離から察するに、最初の位置から一歩も動いていない。 「あの男自体を叩かなければ駄目か……ッ!」 疾走しながらつぶやくと、フェンリルは奥歯を噛み締め、目を閉じた。 「ふっ……!」 魔力が体外に分泌され、陽炎のような火になって全身にまとわりつくのを感じる。同時に体中の筋肉がうねりをあげ、血管が膨張する。 「うぅう、ぐぐ……アァァ」 「ほぉ、この感じは。やっとやる気になったか! いいぞ!」 「ウオオオォオオォォアァ!!!」 ロイドの声に応えるように叫ぶフェンリル。机をなぎ倒し、降りかかるコンクリートの塊を砕き、狭い廃ビルの中を駆け回る。両腕が焼けるように熱いが、気になどしていられない。目指すは奴に一番近い壁。 「やけに元気じゃねぇか! 俺も本腰入れてやるとするかァ!」 光球が勢いを増す。数は数十にも膨れ上がり、頭ほどだったものが今やフェンリルとほぼ同じ大きさになっている。本来魔力を吸収するはずのフェンリルの力が、赤黒い塊が背中に肉薄するたびにわずかに弱まっていくのを感じた。 急がねば。錠前のついた鉄のドアを体当たりでぶち破る。 「……あった!」 フェンリルの目の前に飛び込んできた分厚い灰色の壁。この向こうにあの男がいる。拳を固く握り締め、狙いを定めた。 「オォォオオオオオ!!」 渾身の雄叫びと共に腕を突き出す。 「なっ、何!?」 ロイドのうろたえる声。直後に響く、地響きにも似た爆音。崩れ落ちる大量の瓦礫と、舞い上がる土埃が視界を遮る。 「うが……ッ! ゲホッ!!」 しばしの間を置いて、男の咳き込む音がした。 フェンリルの拳は厚さ数十センチもの壁を穿ち、ロイドの首を掴んでいた。 ――はずだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ニヤリ。 壁越しで見えないが、ロイドが薄く笑うのをフェンリルは確かに感じた。 「くっ!」 背筋を撫でる悪寒に押され、喉を潰そうと力を入れる。 しかし、手応えがない。骨のない、ゴムのような感触が指を押し返すだけだ。 「何っ!?」 「くくく、引っかかったなバァカ! はっはーァ!」 響き渡る高笑い。その時、掴んでいた首が消えた。慌てて壁から手を引き抜き、距離を取るフェンリル。しかしすぐに、見えない壁によって動きを阻まれる。 「接近戦タイプの悪魔に最初から姿晒すわけねぇだろ! お前が掴んでたのはダミーだよ!」 周囲が暗くなり、地面が紫色に輝き始める。フェンリルの足元には、ルーン文字で綴られた大きな五芒星(ペンタクル)が描かれていた。 「くそッ、抜かった……あがッ!?」 唇を噛み締める間もなく、見えない力で手首と足首を掴まれ、空中で無理やり大の字に固定される。 「へ、やっと捕まえた」 身動きの取れないフェンリルの前に、どこからかロイドが姿を現した。分厚い魔術書を片手に、茶色の帽子とトレンチコートをなびかせながらゆっくりと近づいてくる。 「貴様あッ!」 叫びながら思い切りもがくが、手足を掴む万力のような力はびくともしない。『炎』も封じられている。 「おっと、卑怯者呼ばわりは無しにしてくれよ? 俺のいた所じゃな、お前ぐらいの悪魔を倒せば、一年は余裕で遊んで暮らせる金がもらえるんだぜ。手段なんて選ぶわけねぇだろ」 「ぐっ、この、うおおおおォォオ!!」 ロイドの言葉に激昂して滅茶苦茶に暴れる。 「……ふん。待ってろ、すぐに楽にしてやる」 フェンリルと目を合わさないよう、帽子を深くかぶりなおすと、ロイドはコートの内側から分厚い魔術書を取り出して開き、ブツブツと呪文を読み始めた。 「あぁぁああ!!! いやァァあああァァアアァア!!」 紡がれる呪詛の言葉が聞こえないように、頭を激しく打ち振りながら絶叫する。 それなのに、ロイドの口から紡がれる『死刑宣告』はしっかりと鼓膜に焼きついてくる。 「あっぁああ……! ぐぅぅぁぁあ……やめ……あ……」 全身を濡れた手で撫で上げられるような感覚が襲う。 心臓が不規則なリズムを刻み始めた。 「待ちなさい」 不意に、声が響いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 続いて起こる地響き。 「ぐぅっ」 「なッ!? おい誰だッ!」 腕で顔を隠しながら、慌てて周辺を見渡すロイド。 「ここよ」 天井にまで大きな穴が空いた廃ビルの天辺。 そこに、コウモリの羽を持ち、白いワンピースに身を包んだ赤髪の少女がいた。 「ふふっ」 少女は笑うと、巨大な羽を広げて飛び降りる。日の光を背に浴びながら優雅にはばたく姿は、神々しくさえもあった。 「吸血鬼だと……ッ!」 突如現れた少女に、己の目を疑うロイド。彼自身、若い頃に一度、年老いた吸血鬼を仕留めたことはあった。その異常な強さから、もう戦いたくないと思っていたのだが。 「まさか“こっち”にもいやがったとは……!」 思わず首から下げた十字架を握り締めた。 「よっ……と」 少女が地面に降り立つ。ちょうどフェンリルを挟んだ、ロイドの向かい側。 「さて、フェンリル? 生きてるかしら?」 やれやれといった様子で動かないフェンリルに近づく少女。 「……レイチェ、ル……か……」 「ええ。たまたま通りかかったことに感謝なさいな」 レイチェルと呼ばれた少女はそう言うと、パチン、と指を鳴らした。途端にフェンリルの足元にヒビが入り、ペンタクルから光が失われる。そして人形の糸が切れたようにフェンリルの体は地面に投げ出された。 「うぐっぅ」 「あら、なぁに? 受け身も取れないほどやられちゃったの?」 無様に地面に落ちる姿を笑いながら、手を差し出すレイチェル。 「す、済まない……」 「ふふ、いいのよ。だって私の大切なペットですもの」 「それは……お前が勝手に……」 「いいからいいから。それにしても貴女がここまでやられるとはね」 フェンリルが上半身を起こすのを見届けると、レイチェルの目は地面の魔法陣に向けられた。 「ふぅん、なかなか古風な魔方陣ね。触媒の錬成、結界、呪文の詠唱が発動要件……めんどくさいタイプね。だけど、その分効果は絶大、捕まれば例え大悪魔でもただじゃ済まないわー。ってところかしら」 そして、レイチェルが初めてロイドの方を向いた。 「でしょう?」 「……ああ」 ロイドは静かに頷いた。彼の魔法は総じて強力だが、発動する条件を整えるまでに時間がかかる。 「さて、私の可愛い犬を半殺しにしたツケはどう返そっかなぁ?」 ゆっくりと近づくレイチェル。人形のように白い肌が、真紅の髪と瞳をより一層目立たせる。 「出来ればツケのまま踏み倒して頂きたいね」 軽口を叩きながらゆっくりと後ずさる。もう罠は張った。あとはこの悪魔がもう五歩、こっちに来てくれればいい。 「あらあら、それは駄目よ。利子とチップまで、しっかり払わせてもらうわ」 楽しそうに笑いながら、こちらに近づいてくる。あと三歩……二歩……。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「今だッ!」 「今? 何かしら?」 “ポイント”にレイチェルが立った瞬間、魔術書を開き、手をかざす。 「危ないッ! レイチェル!!」 「っ!」 フェンリルが慌てて叫ぶのと同時に、地面から何本もの鎖が飛び出し、レイチェルの両足に絡みついた。 「……ふん、こんなので私を捕まえた気になって? 」 それでも不敵な表情のレイチェルに、ロイドも笑って応じた。 「そういう口をいつまで叩けるか、楽しみだな!」 そう言うと魔術書をめくり、読み上げ始め…………られなかった。 世界が回っている。 「っぐぁ!!」 理解する間もなく、ロイドの体は地面に叩きつけられた。さらに吹っ飛んだ衝撃を殺しきれず、地面に何度も打ち付けられる。 壁に背中を打ち付け、ようやく止まる。 「う、うが……! ぐッ……おぉあ……っは、あ゛ぁ……がはッ!!」 喉元に血がこみ上げ、大きくえづいた。全身に火が付いたような痛みが駆け回る。とりわけ大きい、腹部の猛烈な痛み。 この時初めて、ロイドはレイチェルに殴られたことを理解した。 馬鹿な、先ほどの鎖を解いたというのか。あれは魔法でどうこうできるものではない。考えられるとすれば……。 「ごほッ、ゲホッ……まさ、か……素手、で……!?」 「貴方、あまり悪魔を舐めない方が良いわよ?」 耳元にレイチェルの声。 不味い、逃げねばと頭が警告を発するが、体がまるで言う事を聞かない。 「ふふふ……」 真紅の髪。透き通った瞳。大きく裂けた口元から覗く、尖った歯。 華奢な手で胸ぐらを捕まれ、ロイドの体は軽々と浮かんだ。 「それじゃ、いただきます」 「く、そ……ぉ」 舌なめずりをするレイチェルを見て、ロイドが観念した時だった。 こつん。 「あ痛っ」 レイチェルの後頭部に小さな石が当たった。 「もう、一体何よ?」 満身創痍のロイドを手放し、ゆっくり振り向くレイチェル。 そこには、スーツ姿の男と、赤髪を束ねた少女が立っていた。 「貴方たち、誰?」 邪魔をするなとばかりに高圧的な口調で尋ねる。スーツ男が口を開いた。 「俺か? 俺はまぁ、通りすがりの人であってだな……えーと」 「山田のおじちゃんだよ! 私は緒都!」 「おまバカヤロ、普通名乗るか!」 「えーでもー」 「デモもストもありません!」 「本当に何なのよ、貴方たち……」 興を削がれて肩の力が抜ける。 「とにかく、私は今忙しいから。それじゃあね」 そう言って二人に背を向けたレイチェルであったが、ロイドがいた場所には誰もいなくなっていた。 「な、どこに……?」 「へっへーん、おじちゃん二号救出ー。お兄ちゃんさすがー!」 慌てて向き直ると、いつの間に現れたのか、緒都の隣で白い狐がボロボロのロイドを乗せて立っていた。 「……あの、そいつ返してくれないかしら?」 「やーだよ、べぇー」 大きくあっかんべをする緒都。 「んだコラァ!! ミンチにされたいようね! あぁ!?」 「うーわぁー。怒った怒った! 山田のおじちゃん怖いよー」 「ウェイ!? 俺に振るの!? いや、その、まぁ……ここは双方手を引きましょう、ということで……」 「いきなり現れて無茶苦茶言ってんじゃないわよ!」 「まぁまぁ、まぁまぁ。ほらコレ、飴ちゃんあげるから……あヤベ、一回溶けて変形してら。まいっか……どう?」 「ぶっ殺す!!」 「ひいっ」 鼻息も荒く、レイチェルが飛び出そうとした時だった。 「やめろ、レイチェル」 レイチェルの後ろにやってきたフェンリルが、静かに肩に手を置いた。 「でも……!」 「私は大丈夫だ、傷も大したことはない。それにお前、もう魔力をだいぶ消耗してるだろう」 「くっ」 静かに諭され、目を伏せるレイチェルだったが、やがてゆっくり顔を上げ、言った。 「……ふん。その男を連れてさっさと消えなさい。次会ったときは容赦しないわよ」 そして、身を翻して二人は瓦礫の山に消えていった。 「ねぇ」 「何だ」 「あー……と、やっぱりなんでもない」 「飴なら後で私の家にあるから、その時好きなだけ食べればいい」 「いや別に飴が欲しいとかじゃ……ま、まぁしょうがないから貰いに行ってあげるわ!」 「そうか」 そんな会話を、埃っぽい風の中に残しながら。